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ジャン=マリー・レーモン 絆 [ギター曲]





ジャン=マリー・レーモン(Jean Marie Raymond)は1949年モロッコ生まれのギタリスト、作曲家です。稲垣稔さんの留学時代からの親友で80年代には二重奏の録音を行っています。稲垣さんのCDにも何曲かレーモンの曲が入っています。私がレーモンに興味を持ったのは2014年11月の発表会で先生がレーモンの「明石の空の下で」を演奏され、また別の生徒さんがレーモンの曲を演奏するのを聴いてからです。「明石の空の下で」は病床の稲垣さんの為に作られた曲です。その発表会の後で「明石の空の下で」を弾いてみなたくなり、GGショップにてレーモンさんのアンソロジーという分厚い曲集の譜面とKIZUNAというCDを買いました。
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このCDがレーモン&稲垣の2重奏の復刻に二人のソロを追加したものという内容で、稲垣さんは「絆」と「水面に映る影に寄せて」を新らたに録音されており、これが多分稲垣さんの最後の録音ではないかと思います。そしてこの稲垣さんの演奏する「絆」を聴いて心が震えました。この曲は東日本大震災犠牲者への鎮魂を込めて作られており、譜面には友人である稲垣稔と日本の人々に捧げると書かれています。「絆」という曲名は稲垣さんが付けられたそうで、原題もKIZUNAです。そして私はこの「絆」を2015年夏のアマチュアギターコンクールの自由曲に選びました。絆は私にとって大切なレパートリーになっています。昨年の9月に楽章別にyoutubeにアップしていますが、3月11日を迎えるにあたり、通しで演奏したものを新たにアップロードしました。



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