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ハナバッハの弦 [弦]

公式サイトの情報ではありませんが、アメリカのstringsbymail.com にハナバッハのシルバースペシャルのゲージとテンションのデータが掲載されています。ハナバッハのシルバースペシャルは黄(super low) 緑(low) 黒(medium) 青(hight) 赤(super hight)の5種類がありますが、高音弦については黄色と緑と黒が全く同じ値になっています。オーカスチンも黒、赤、青の高音弦はどれも同じという話がありますので、低音弦だけで区別していても不思議ではありません。私は高音弦はハナバッハの黒を常用していますが、このデータを見て試しに緑を買って張ってみました。実際に使ってみて黒との違いは感じません。黄や青は全く異なりますので黒と緑の高音は同じと考えて良さそうです。価格は同じですから、あえて緑を買う必要はないのですが、在庫が無い場合に緑で代用できます。くどいですが高音弦に限った話です。以下は各弦のデータ表のスクリーンショットです。ですがバラで買った黄色の高音弦は同じ楽器に張って見て違っていましたので仕様が変わったのかもしれません。黄色の高音弦を好む人もいますので仕様変更だとすると困る人もいるよに思うのですが。

黄色
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アクイーラ [弦]

アクイーラ(Aquila)のペルラ(Perla)とアンブラ(Ambra)を試してみての感想です。

1) ギター:ボッテーリ 弦:ペルラ(Perla)ハードテンション
ペルラは高音弦は植物性の原料を用いたバイオナイロンで低音弦はナイルガット(人工ガット)を芯線とする銀メッキ銅線の巻弦です。バイオナイロンの高音弦は反応が良く普通のナイロンのように3弦の音が鈍くなることもなくバランスが良いです。また低音弦も金属的な響きが少なく落ち着いた音色なので高音弦との音色、音量のバンラスが取れています。音色としては艶消しなモノトーンという印象ですが、落ち着いた音色で悪くありません。ボッテーリの響きのコントロールの難しさが緩和されて色彩感は減るものの、まだ新しい楽器から枯れた楽器の音が感じられます。全体に好印象で常用してみようかと考えています。

2) ギター:尾野薫 弦:アンブラ(Ambra)ノーマルテンション
シルク芯線の巻弦を意識したという低音弦はペルラよりもさらに落ち着いた響きでやや違和感があります。またナイルガットの高音はペルラのバイオナイロンと見た目は区別がつきませんが音色は金属的な響きが加わります。気になったのは1弦の精度が悪く、ビレやすいノイジーな音で、逆に張り直してみたら少し改善されたことです。とりあえず使用に耐えないレベルではありませんが、バラ売りされておらずセット弦しかないこと、アンブラは他よりも価格が高いことを考えると不安が残ります。また楽器の重量がある尾野ギターとは相性が悪いかもしれません。全体の音色の印象は悪くはないのですが、鳴りが悪い印象があります。もう少し軽量で反応の良い楽器なら相性が良いかもしれません。ですがペルラが好印象なこともあり、尾野にもペルラを試してみたいところです。


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