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ジャン・フランセのギター曲 [ギター曲]





バイブルという名前を付けるのはどうかと思いながら内容は悪くなさそうだったので「ギター音楽リスナーズ・バイブル」という本を買ってみました。
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著者の朝川博さんはレコード芸術や音楽の友の編集をされていた方でクラシック音楽全般に造詣が深く、アマチュアギタリストでもあるため、ギター音楽史を網羅的に分かり易く解説されています。私が知らない曲も出てきて参考になります。
特にギタリストのレパートリーとしてはあまり取り上げられないけれど、近現代のギタリストではない作曲家によるギターオリジナル作品があることを知ることが出来ました。ルーセル、イベール、ミヨー、フランセなどです。
中でもジャン・フランセはギターソロ曲だけでなく、リコーダーとのソナタそしてギター協奏曲も書いていること知りました。フランセは一般的にはあまり知られていないかもしれませんが、ホルン吹きでもある私にとっては木管五重奏曲やホルンとピアノのためのディベルティメントなどの室内楽作品で馴染みがあります。
ギターソロの曲としてはプレリュード、セレナータ、パッサカリアの3曲を残しています。この中でパッサカリアの音源を探して聴いてみたのですが、演奏時間が10分を超える作品でフランセらしいエスプリに富み、ギター曲としてはユニークで面白いと思いました。そこでこのフランセのギターソロ3曲の譜面を海外サイトで購入してみました。届くまで日数がかかると思いますが楽しみにしています。


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